本日14期卒塾生の小野田さんから被災地の一つ石巻市で
3週間ボランティア活動を行ってさまざまな体験と思いについて
お伺いしました。
なにが現地に行く行動を決めたのかというと、知り合いがいる。
阪神淡路大震災のときに会社員であるがため自分の意思で行動を
決めることができず現地に行けなかった。今は時間的に自分の意思で
都合が付きやすかった。そして「この震災は千年に一度の出来事だ
その時を同じく共有している。私たちは今何をするべきか」この言葉
を聞いて決めたということです。
NPOめぐみJAPAN! に登録し早速現地に車で向かうこと約20時間
現地に到着すると活動内容は「元気な挨拶をしましょう!!」・・・・・
それだけで、具体的な指示は無く何をすればいいのか分からないので
現地で知り合った仲間3人でまず自分たちに出来ることをやろうということで
始めはトイレの掃除から始めました。地震発生から10日目でした。
しかし、元気な挨拶を続けていると周りの被災者の方々から声を掛けていただける
様になり、自然と必要としていることを話していただける様になりさまざまな
心の中の思いを共感し共に涙することが続きました。
このとき学んだことはひたむきにボランティア活動をしている方々はもちろん
そのことで手一杯で被災者の方もそのことをよく理解されていて声を掛けるのを
ためらわれていました。私たちが元気に挨拶をすることで皆さんの心が少し元気になり
色々お話をしてくださいました。
私たしが到着した頃は食料はなんとか間に合っており着替えの服もそれなりに
足りていました。しかし避難所の状態がひどく海のヘドロがビルの4階まで入り込んで
においもひどくぬれているときはぬるぬるして乾くと砂埃になりとても住める環境
ではありませんでした。
そこで、ビルの4、3、2階のヘドロをきれいに清掃して土足禁止にして清潔区域を
確保しました。
現地にはたくさんのNPOや団体が支援に入っていました。小野田さんはその石巻
の避難所の小学校の体育館で活動を続け次第にさまざまな他団体のリーダーの方から
長くおられる小野田さんにぜひまとめ役をお願いしたいと要望がでてきました。
快く引き受けビルの清掃を始めさまざまな活動が始まりました。
NPOや団体は基本的に目的が違います、ですから被災地に支援に来てもばらばらの
活動を行うことが多いのも事実です。しかし小野田さんははっきりと今すべきことはそれではない
もちろんあなた方がおっしゃることはとても大切なことです。しかしいまこの状況を見てまずすべきこと
を力をあわせてやらなければならないことを力強く訴え皆をひっぱって50人のリーダーとして
組織を作り上げました。
本来のNPOや団体のリーダーや責任者は行政とのやり取りや被災者の個々の対応に追われ
現場の指揮まで手が回らないのが現状です。
その他に、現地の物資の搬入場所を決めたり、さまざまな避難場所の人と物の流れがスムースに
進めるための場所決めやルールを小野田さんが提案し一連の流れのシステムを作りました。
そして物理的な支援はもちろん第一に必要ですが、今非難場所での生活が長引く中心の支援も
また同様に必要だと考え、小学校の卒業式を提案し最初確実に参加できる卒業生2人の確認が
取れたとのことで、その二人のためにやろうじゃないかと被災された方々も一緒になって卒業式
の準備の花輪つくりや会場つくりを皆でやりました。会場は最初は小さな教室を借りて行う予定
でしたが、最終的には広い会場を皆の力で用意することが出来、何よりも良かったことは1人だけ
やむを得ず欠席で後の残り全員が小学校の卒業式に出席することが出来ました。
これをきっかけに幼稚園の卒園式も行いました。またお餅つきなどのイベントもやりました。
避難場所の体育館の中に「みなとカフェ」というコミュニティカフェもオープンし、誰もが気軽に
コーヒーを飲みに来てもらい語らいあいお互い心のリフレッシュの場として利用していただいて
おります。
そのほかにもソフトバンクと孫さんの大活躍の話や、石巻にこのまま住んで生活していくための
支援のことや、一旦親戚や知り合いの家に非難していた人が避難場所に帰ってきている現実や
なんとか津波から逃れた自宅の2階に戻って寝起きをしている人が2000人いて、毎日その方々
と体育館に避難されている方の食事2300人分の食事を用意しなければならない話など・・・・
まだまだたくさんお伝えしたいことはありますがあまりにも長くなりすぎますので、詳しいことは
ご本人にお話していただく場を作りますのでその場で改めて聴いてください。
14期会としてやれることしなければならないことを考えるに当たり、人それぞれ考えや感じ方が
違うと思います。まとまって支援した方がいいのか個人個人が別々に支援した方がいいのか
それすら今の段階ではなんともいえません。
1度やはり被災地に行って見て感じて考えたほうがいいのではないかと感じました。
具体的には車での移動として考えて石巻に行くとして片道20時間よって3日間時間が取れれば
丸1日は現地に滞在可能です。かかる費用は高速代とガソリン代で片道2万円くらい往復
4万円くらい。現地での食事は別で自分たちで確保しなけれななりません。
2,3人で1台の車で行けば運転の負担も金額的な負担も軽減できると思います。
かなりハードスケジュールになりますが1週間連休はなかなか難しいので3日の設定に
してみました。
この被災地への現地入りに行きたい方、又は他に方法がある方何でも結構です、何か
気になった方は城島まで連絡をください。
もちろんコメントを残していただいてもかまいません。
宜しくお願いします。